当院では単純レントゲン検査、骨密度検査、超音波検査を用いた診療を行います。
その上で、医師が必要と判断した場合には、小豆島中央病院にてMRI、CTを用いた精密検査を受けていただき、できる限り正確な診断を心がけます。
当院から検査の予約が可能であり、撮影した画像は当院で参照可能です。
その結果、手術が必要と判断される場合には遅滞なく連携病院を紹介いたします。
また、当院では、以下の2項目につき特に重点的に取り組みます。
ロコモティブシンドローム
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を 「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。
当院ではロコモティブシンドロームに対する治療介入を積極的に行います。
認知症の予防
日々の運動が、認知症の予防効果を有することが証明されつつあります。
当院では患者さん一人一人に対し適切な運動処方を行うことにより将来的は認知症発症を予防できると考えており、この点にも重点的に取り組みます。
認知症について
1996年から2007年までに発表された文献で、運動および身体活動が認知症およびアルツハイマー型認知症発症に関与するか調査した長期疫学研究では、地域在住の高齢者を2.5年から30年間経過観察した報告24論文中、20の論文で身体活動および運動が認知機能低下および認知症の発症に対して防御的な効果があることを報告しています。(公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネットより抜粋)